2015年6月18日木曜日

Belting Tips 22: 練習と本番


ベルティング発声やミックスヴォイスを習得する為には、
喉の筋肉、そして頭の記憶の書き換えや、
喉の状態、口の形、息のスピード、発音する言葉、他諸々...
ラジオのチューニングを合わせるように微調整していく長い行程があります。

それに有効な練習を地道に続けることがとても大切になってきますが、


本番で練習しないように!


常に30%位は客観的な自分:
「喉が上がってきたな、ちょっと開けよう」とか「高くない」と言い聞かせたり
これ位の意識は保っておいて、
あとは箇所によっては100%感情に飲まれても良いと思います。
私はそういう歌手が好きです♪

発声法や歌唱法は歌を助ける便利なツールみたいなものなので、
本番では深く考えずに思い切ってパフォーマンスしてくださいね。

そしてステージを降りたらしっかりと練習で自分と向き合い
基礎力を高めていくことで、いつの間にか本番でも成果が見られるようになってきます。



練習はコツコツ掘り下げて、
本番は感情をメインに楽しんで。


Chico

2015年6月9日火曜日

ベルティング習得後の課題




HPにも説明してありますが、
ベルティングを習得すると歌唱がだいぶ楽になりますが、
その後たくさんの課題に直面することになります。

でも新しい問題点や課題に気づくということは
確実に上達している証拠なのであまり不安に思わないでくださいね!


以下、代表的な問題点です↓


1:練習ではできるのに、実際曲を歌うとできない

2:ロングトーンになるとできない

3:特定の言葉が発音しづらい

4:どうしても完全に力が抜けきらない

などなど。


これらを解消していくのに、これから色んな要素が必要です。
この時期からミックスボイス、ミドルボイスの習得も視野に入れて
自分に合った喉の位置・口の形・新しい歌唱の定義・等
調整していくことが宿題になってきます。



今新しい歌唱法にシフトチェンジしている時期なので、
辛抱強く一つ一つ丁寧に記憶の書き換えをしていってください。


ここを抜けるとまた更に歌への認識が変わってきますよ。


オンラインレッスンも早く始められるように準備を進めていきますね;)



Chico.