2014年12月30日火曜日

Best songs in 2014!!


2014年も沢山の曲を聴きました。
その中でも特に衝撃的だった3曲を紹介します。

"Bang Bang" by Jessie J / Ariana Grande / Nicki Minaj




この曲はベルティングの練習に大いに役立ったし、
何より歌う楽しさを改めて教えてくれた曲。
まだ10代だった頃に"Lady Marmalade"を聴いた時の衝撃とワクワクと
「私だってコレくらい歌えるもんっ」という挑戦心に湧いたあの頃と同じ感覚を思い出させてくれた曲。Max Martinは流石、天才メロディーメーカー。


Belting Tips

Jassie J は声のオタクです。素晴らしいシンガー。
彼女のアコースティックVer.を聴くと彼女がどれほど楽に高音を歌っているか、
ベルティングのコツが少し分かるかもしれません。
高音を大声で張り上げずにどこに声を響かせているか、よく観察してみて下さいね。





そしてこのご時世に私にCDを買いに行かせたアーティストが2組居ます。

まずはSia./ Chandelier




"Im gonna swing from the chandelier"
この意味は「ぶっとぶわ!」みたいな感じの英語の決まり文句です。
パーティーでワイルドになることで最高の瞬間を得るというような解釈。


Belting Tips

Im gonna swing~のアーのロングトーンはD(レの音)
このDはトランジションエリアなので喉を引っ張りがちになりますが、
ベルティングができると喉を痛めずにシャウト出来る様になります。
まずは高くない、楽に出来ると言い聞かせる事。
そして自分の体のどこを使うと楽に出せるか探る事。



彼女はパニック障害を発症し、一度はステージに立つ事を諦めて、
ソングライターとしてリアーナやクリスティーナアギレラ、
その他沢山のアーティストに曲やヴォーカルを提供して来たけれど、
やはり光る才能を隠す事は不可能で...。

ソロアルバムからのシャンデリアは大ヒット。
パニックなど精神的負担の軽減の為テレビ出演では、
カメラに背を向けてパフォーマンスするようです。




パニックやステージ恐怖症など、私も経験してきた事なので、
彼女の曲には共感しやすいところも多々ありますが、
それより何より彼女の持つ強い心の叫びが胸を打つ曲です。
ユニークなミュージックビデオのディレクターも手がけるなど、
多才なアーティスト。


*私にCDを買わせた2人目
はアイルランド出身の
Hozier / Take me to church
[とても見るのが辛い内容なので、再生する時を選んで下さい。]



Jeff Buckley のHallelujahを聴いた時の様な

静かな怒りと強い切なさに心を掻き乱されます。



Belting Tips

Aメロでは喉が開いているのが容易に聞き取れると思います。
サビで音が上がりますが、「高くなった!喉締めなきゃ!」ではなく、「高くな〜い。」
喉は開いたまま重心を下げて、声が鼻に掛からない様に気張らず楽に歌って下さい。
エモーショナルな曲なので、気持ちが入ると喉に力が入りがちですが、
まずはリラックスして歌える喉の位置を覚えること。

この歌をきちんと歌える男性は相当カッコ良いでしょうね。。
鼻に掛かったら一気にダサくなるのでそこだけ注意!
男らしい声で歌って下さいよ!
私もカバーしたい...。




ミュージックビデオの視点で見ると
同性愛を罪だというキリスト教を皮肉った歌詞だと受け取る事もできるし、
彼のエモーショナルな歌に個人の苦い経験や思いが溢れてきます。

アメリカでは同性愛に対しての理解も広がっていますが他の国ではまだまだ。
今世界中でヒットに伴い、波紋も広がっている様です。

音楽が持つ力の大きさを思い知らされますね。


私は魂を揺さぶる歌を歌うアーティストが好きです。
そして私自身もそうでありたい。


ー2014年ー

レッスンを受けてくださった皆様、
ブログやFacebookをフォローしてくださった皆様、
どうもありがとうございました。

皆さんとのご縁に心から感謝しています。


それでは、良いお年を:)


Guys, seriously, I am very grateful.
Thank you so much for being a part of my awesome 2014!!

Tons of love and wish you all the best!!!
xoxo

Chico.