2015年7月25日土曜日

Belting Tips: 24 高音が苦しくなったら鼻をつまめ!






はてさて?
自分の歌唱法は大丈夫なのか?


みなさんそれぞれ色んな悩みや疑問を持っていることだと思います。


これを解消しよう!と思うには何か「きっかけ」が必要ですよね?


このブログでは、ベルティング習得に役立つ情報の他、
日本人特有の歌唱問題、「鼻」について何度も書いてきていますが、



今日はそんな日本人の歌唱問題の大部分の原因となる



「鼻歌唱」の発見方法を紹介したいと思います。




まず自分が高いなーと思う曲を普段通りに歌ってみてください。


そのまま歌いながら、



「鼻をつまむ!」




え?は?って思うでしょ?



でも鼻をつまんでください!





その時に声が前に抜けずに体にこもったり声色が変わったら...


残念!



あなたは鼻で歌っています!





この鼻歌唱、100%鼻にかければ喉を痛めることはないのですが、
ポップスやミュージカルなどには不向きな声になります。

そして喉に力が入ったまま、中途半端に鼻にかかると

喉が上る=喉が締まる=高音が苦しい=顎が固まる...


こんな風に悪循環に陥ってしまいます。



特にサビの部分は裏声と地声の切り替わるトランジションエリアで

鼻に掛かりやすく、喉も締まりやすい。


さらに追い討ちをかけるのが私たちの言語、日本語。

鼻にかかりやすい言語というか、鼻にかける言語を話す私たちは


アメリカ人を始め欧米の人達に比べて、


特に気をつけて喉を開いてあげないといけないんです。




では、どうすれば良いのか?


鼻をつまんだまま喉を開いて、声を普通に前に出してください。


「鼻をつまんでも声が変わらずこもらずに歌える」




これが鼻にかかっていない理想的で健康的な歌唱法です。




歌を歌っている時に、
苦しくなってきたり顎が上がって固まってきたら、

是非みなさん鼻をつまんで悪い癖を見つけてくださいね!




ベルティング習得レッスンでは、

日本人に不利になる癖や言語の特徴に効果的な練習方法を教えています。



これを機に歌唱法を見直したい方、洋楽を歌いこなしたい方など

是非一度レッスンを体感してみてくださいね。





Chico.